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銘柄分析のコツ 会社四季報から候補銘柄を見つける

 

「銘柄分析のコツ 会社四季報から候補銘柄を見つける」です。

ファンダメンタルを一目できるバイブルとして会社四季報があります。
会社四季報には多くの情報が記載されていますので、始めにどこを見たら良いか、どこを中心に見たらよいか、迷うと思います。
私が普段やっている選定方法を紹介します。


会社四季報で絶対に注目すべき箇所は、業績、配当、ROE、PER、PBR、自己資本比率、キャッシュフロー、株価チャートです。
まずは会社四季報の業績、配当、ROE、PER、PBRを確認して、どの投資スタイルに該当するか判断する必要があります。
投資スタイルには、インカム投資、成長株投資、割安株投資、材料株投資、割安な成長株投資などがあり、インカム投資には通常のインカム投資と毎年増配が見込めるインカム投資、割安株投資には業績バリューと資産バリューがあります。
投資スタイルの関連動画では、投資スタイルの違いや利点・欠点を詳しく説明しています。
黄色の背景に赤字が動画のタイトルであり、概要欄にリンクがありますので、よろしければご覧ください。
関連動画のリンク→ 投資スタイル


まずは成長株投資、割安な成長株投資を判断する方法から説明します。
成長株投資と割安な成長株投資はグロース株とも言われる成長株ですので、売上高の成長率が一番重要になります。
基本的に、売上高が年々成長していること、直近の成長が20%以上あることが成長株の条件です。
1期だけの伸びを成長と捉えたり、売上高があまり成長しておらず、利益だけ伸ばしている銘柄を成長と捉えたりする方もいますが、売上高が成長していないと成長株ではありません。
この条件を満たしていればPERを確認して、株価が成長率の織り込み度合を確認します。
成長率とPERの関係が相場相当ならば成長株投資に該当し、PERが相場よりも大幅に低ければ割安な成長株投資に該当します。
ちなみに、相場よりも高い場合は成長株投資としてリスクが高くなりますので、投資対象にしない方が無難です。
成長株の場合、利益を出すよりも将来的な売上高を優先して投資することで赤字になっている場合もあり、その場合のPERはありません。
利益は出ているが投資期間で利益が少なくなっている場合や赤字の場合、株価の織り込み度合を売上の成長率だけで計るのは無理なので、成長株に該当することだけ確認して、株価の織り込み度合はその後の分析ですることになります。
成長株のほとんどの銘柄は売上高を増やしながら投資も盛んに行っています。
株価の織り込み度合が確認できる銘柄は、しっかり投資しながら利益を出している銘柄であり、そうでない銘柄は成長株に該当することだけ確認して、割安か、割高か、株価が適正価格かは、その後の分析で確かめることになります。
成長株投資、割安な成長株投資の関連動画では、成長株の特徴、成長株投資や割安な成長株投資の分析などを詳しく説明しています。
黄色の背景に赤字が動画のタイトルであり、概要欄にリンクがありますので、よろしければご覧ください。
関連動画のリンク→ 株価分析の指標成長株投資の銘柄分析割安な成長株投資の銘柄分析


次は割安株投資を判断する方法を説明します。
割安株投資はバリュー株とも言われ、ROEとPBRの関係が一番重要になります。
会社四季報には直近のROEと予想ROEが記載されていますので、その会社のROEを確認します。
年度によっては特別利益や特別損失などでイレギュラーな年もありますので、その場合は会社の実力でないROEが記載されることになります。
できれば過去の四季報で過去何年かのROEを確認して、その会社のROEを定めた方が確実です。
ROEがわかればPBRを確認して、株価が資産の増える割合の織り込み度合を確認します。
割安株投資には業績バリューと資産バリューがあります。
ROEとPBRの関係が相場よりも大幅に低ければ割安と判断でき、割安株投資の業績バリューに該当します。
資産バリューは簿価と時価のズレなどに着目し貸借対照表に載らない資産を調べて、その資産も考慮するとROEとPBRの関係が相場よりも大幅に低いことを判断しないといけないので、四季報の記事をきっかけに資産を調べることはあっても、業績などの数字だけでは判断できません。
四季報を見て割安株投資に該当すると判断できるのは業績バリューです。
割安株投資なので、PBRが割安になっていない場合は投資対象になりません。
割安株投資の関連動画では、割安株投資の分析などを詳しく説明しています。
黄色の背景に赤字が動画のタイトルであり、概要欄にリンクがありますので、よろしければご覧ください。
関連動画のリンク→ 収益分析の指標株価分析の指標割安株投資の銘柄分析


次はインカム投資を判断する方法を説明します。
会社四季報に株主優待は記載されていませんので、インカムゲインとしては配当で銘柄を選ぶことになります。
配当利回りを見て、その利回りで投資した際にリターンは魅力的かどうかを考えます。
もし魅力的な株主優待があれば、その分もリターンに加味して考えてください。
配当のみで考えると、一般的に高配当利回りと言われるのは4%以上の銘柄が多いです。
いくら今期のリターンが魅力的であっても、毎期安定的に配当を出す銘柄を選ぶ必要があります。
会社四季報で過去の業績や配当金の推移を見て、安定している銘柄を選ぶことになります。
純利益が毎年伸びているのが望ましいですが、毎年黒字で横ばいになっていれば大丈夫です。
年によって利益にバラつきはありますので、増える年もあれば減る年もありますが、平均すると横ばいになっていることを確認します。
年々利益が減っていたり、増える年もあれば減る年もあるが平均すると減っていたりしたら、今後減配になる可能性もありますので、そのような銘柄は避けた方が良いです。
次に過去の配当金の推移を確認して、利益がバラついていても減配することなく一定しているか、過去に減配なく年が経つと増配しているような会社を候補にするのが良いです。
業績のブレによって減配と増配を繰り返す銘柄は、業績が思わしくないと利回りが下がりますので、業績に注意が必要です。
一番望ましいのは毎年増配をしている会社で、そのような会社の業績は利益だけでなく、売上高も利益も毎年伸びています。
毎年増配をするので将来的な配当利回りが期待できますし、成長分のキャピタルゲインも期待できるので、インカム投資の理想的な銘柄です。
年々増配が見込めるインカム投資に関しては、売上高も利益も成長している必要があります。
売上高や利益が今後も成長を続けると、将来の配当はいくらぐらいになり、配当利回りは何%ぐらいになりそうか判断して、リターンは魅力的かどうかを考えます。
インカム投資の関連動画では、年々増配が見込めるインカム投資の利点、インカム投資の分析などを詳しく説明しています。
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関連動画のリンク→ 株価分析の指標株価分析の指標インカム投資の銘柄分析


材料株投資は株価が上がる材料が出ることを調べるので、四季報の記事をきっかけに調べてわかることはあっても、業績などの数字だけでは判断できません。


どの投資スタイルに該当するかの判断に順番はありませんので、自分が判断しやすい投資スタイルから判断してください。
また目的の投資スタイルがあるのであれば、その投資スタイルに該当するかのみ判断をすることもできます。
1銘柄が複数の投資スタイルに該当することもあれば、どの投資スタイルにも該当しないこともあります。
どのスタイルにも該当しない銘柄は、投資する魅力がない銘柄ですので、他の銘柄の分析に移ってください。


どれかの投資スタイルに該当すれば、次は会社四季報の自己資本比率、キャッシュフローを確認して、財務が安定しているか判断する必要があります。
自己資本比率が低い会社は今後資金が必要な時に借入ができない可能性があるので、自己資本比率が低すぎる会社は危険です。
最低でも30%以上あった方が良いですし、40%以上はあった方が無難です。
30%未満でも問題なく資金繰りできる会社もありますが、会社四季報ではそこまで確かめられませんので、30%未満の銘柄はその後の分析が必要です。
業種によっては自己資本比率が低い業種もありますが、その場合は有利子負債と自己資本の額を比べて自己資本の方が大きかったら大丈夫と判断してください。
会社四季報にはキャッシュフローが2期分記載されています。
営業キャッシュフローが2期連続マイナス、投資キャッシュフローが2期連続プラス、自己資本比率30%ギリギリで財務キャッシュフローが2期連続プラスのどれか1つでも当てはまると要注意で、その後の分析が必要です。
会社四季報だけでは合計数字しかわかりませんので、その後の分析で決算書を確認するか、そのような会社は避けた方が無難です。
財務の安定性の関連動画では、自己資本比率、キャッシュフローなどを詳しく説明しています。
黄色の背景に赤字が動画のタイトルであり、概要欄にリンクがありますので、よろしければご覧ください。
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関連動画のリンク→ 財務分析の指標キャッシュフロー計算書


自分が望む投資スタイルに該当し、財務も問題がなければ、株価チャートでトレンドを確認する必要があります。
下降トレンド中では、どれだけファンダメンタルが良くとも株価は上がりません。
紙の会社四季報に記載されている株価チャートは月足ですので、長期的なトレンドを捉えることはできますが、投資期間によっては週足で中期的なトレンドを確認する必要がありますので、自分で株価チャートを調べる必要があります。
それぞれの投資スタイルに合ったトレンドでなければ投資後に求めるリターンを期待できませんので、トレンドを確認し、実際に投資できるかを確認しなければなりません。
トレンドの関連動画では、投資スタイルに合ったトレンドを詳しく説明しています。
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関連動画のリンク→ 売買の理想的なトレンド


このように、会社四季報からどの投資スタイルに該当するかを判断し、財務やトレンドを確認することで、投資候補になる銘柄を見つけることができます。
私はこの作業を第1段階の分析と呼んでいますが、第1段階の分析で候補になった銘柄は、業績の確実性と投資スタイルに間違いがないことを知るために、第2段階の分析や第3段階の分析が必要になります。
闇雲に第2段階の分析や第3段階の分析を行っていては効率が悪いので、第1段階の分析で候補銘柄を絞るのは大切なことです。
銘柄分析の関連動画では、銘柄分析の概要や第2段階、第3段階の分析でどのような分析が必要かなどを詳しく説明しています。
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関連動画のリンク→ 銘柄分析を使いこなす第2段階の銘柄分析第3段階の銘柄分析


どのように第1段階の分析を行い、どのように投資スタイルに該当すると判断するのか、実際の銘柄で分析した例を見た方がわかりやすいと思います。
分析動画では第1段階の分析から第3段階の分析を行っていますので、実際の例は分析動画をご覧ください。
分析動画も続々と配信していきますので、概要欄からホームページにアクセスしてチェックしてください。

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