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ゼロから始めるファンダメンタル分析 成長株投資・割安な成長株投資編

 

「ゼロから始めるファンダメンタル分析 成長株投資・割安な成長株投資編」です。

私が銘柄分析のために習得すべきと思う内容を、銘柄分析の難易度に応じて考えた段級位です。
10級から順に練習すれば、だんだん銘柄分析の実力を付けることができます。
段級位の表や詳細はホームページに記載していますので、概要欄からホームページにアクセスしてチェックしてください。
成長株投資・割安な成長株投資編では、銘柄分析7級のどの投資スタイルに該当するか判断するうち成長株投資・割安な成長株投資に特化した投資判断、成長株投資・割安な成長株投資に最適なトレンドについて解説します。
求める投資スタイルに該当し、安心して投資できる銘柄を選定し、最適なトレンドで投資する必要があります。
ファンダメンタル分析に必要な収益分析、株価分析から、求める投資スタイルに該当する銘柄の選定方法を説明します。


成長が著しい会社に投資するのが成長株投資で、成長企業の成長のバロメーターは売上高になることが多いです。
会社が成長するためには投資する必要があり、利益は次の成長のための投資に回すことが多いので、残る利益は少なかったり赤字になったりして、利益で成長性を確認することが難しいです。
会社によっては利益の代わりに、会社の稼ぐ力であるEBITDAが使われることもあります。
EBITDAは記載している会社と記載していない会社がありますが、売上高は開示義務があるので必ず記載しています。


成長企業であるためには著しい成長が必要になるので、売上高で最低でも20%程度の成長は必要です。
簡単に言えば、会社が成長したら株価も上昇するので、成長株投資はその値上がりによるキャピタルゲインを狙います。
ただ株価は何年も先の業績を織り込んで動くので、正確には数年先の成長は予想できて織り込んでいるが、その先になると不確定要素が多くなり、成長がその先も続きそうかどうか判断できません。
不確定要素だった成長が、決算が進んで続きそうと予想できると、成長分の株価が上昇するのが本当の株価上昇要因です。
売上高20%成長が続くと予想できると単純計算では利益も20%成長が期待できるので、株価も1年で20%の上昇が期待できます。
それはあくまで単純計算で、成長企業は投資を積極的に行っていることはわかっているので、売上の伸長分利益も伸長する訳ではないことは事前に織り込んでいます。
株価は将来的な業績の成長を織り込んでいますので、直近の利益が伸長するかではなく、売上高が伸長しているかを確認して将来的な利益を想定して動きます。
赤字の会社であっても、積極的に投資して赤字になっているだけで、もっと売上高が伸長すれば将来黒字化すると見込んで株価は動きます。
成長企業では利益よりも売上高が成長度合いのバロメーターになっているので、売上高の増加率が一番重要な指標になります。
しかし、いつまでも売上高が同じペースで伸長し続けることはなく、どこかで成長鈍化してしまいます。
成長株投資では、売上高の増加率はどれぐらいになりそうか、その成長は続きそうで成長鈍化になる可能性はないか、株価は成長を織り込んでいるかを分析することが必要です。
リターンが高い代わりにリスクが高い投資ですので、しっかりとした分析と分析の精度が必要です。


株価がどこまでの成長を織り込んでいるかを知るためにはPERを確認します。
PERは今期の利益の何年分を織り込んでいるか示す指標ですが、PERは何倍が適正と決まっている訳ではなく、売上高の成長率によって変わります。
成長していない会社、20%成長している会社、30%成長している会社では許容されるPERが違います。
同じ年数分の利益を織り込んだとしても、成長株は利益も成長しているのでPERは高くなります。
ただ、ずっと高成長が続くことは想定しづらく、どこかで成長鈍化になる想定で株価も織り込むので、成長が予想できる範囲を織り込んで、その先の成長は不確定要素として割引いて考えられます。
株価が何年後までの利益を織り込んでいるか、不確定要素を割り引いて考えてPERがどれぐらいになるかは、売上高の成長率とPERの相場によってわかります。
実際の銘柄をいくつも見ると売上高の成長率がどれぐらいだとPERが何倍まで許容されているかの相場を知ることができます。
相場なのでその時々によって変化しPERは地合によって変わりますので、定期的に確認する必要があります。
適正PERの銘柄は成長株投資の対象になり、PERが相場よりも低い銘柄は割安な成長株投資の対象になります。
もし相場よりも高すぎるPERであれば、その銘柄は買われ過ぎている可能性がありリスクが高くなるので、手出ししない方が良いです。
成長株投資や割安な成長株投資の投資候補になる可能性があれば、他の分析を行い、投資できるか検討する必要があります。


また成長企業の利益は成長投資に回すので、赤字になることもあります。
赤字だとPERを出すことができません。
PERが存在しないので、売上高の成長から将来どれぐらいの利益になりそうかを織り込んで株価は動くことになります。
非常に不確定要素が多く分析も適正価格の判断も難しくなりますが、その銘柄に投資したいと思う人は同じ条件ですので、その条件で分析せざるを得ません。
投資対象になる銘柄は他にもあり、投資する銘柄は選ぶことができますので、難しいと思えば他の銘柄にするのも1つの手です。


実際にファンダメンタルを一目できる情報で確認します。
8136サンリオの会社四季報などに記載されている過去5年間の業績、今期の会社予想、配当、キャッシュフローです。
2021年の売上高はコロナの影響を受けて減収でしたが、2022年はほぼ回復し、2023年以降は2020年の売上高を大幅に超えて2期連続で37%増、今期も30%増の予想になっています。
売上高成長率が30%以上なので成長株の可能性が高いです。
今期予想は保守的な可能性があり、前期までの成長が継続するのであれば、今の相場でPER42倍は相場相当です。
今期予想通り売上高30%増であっても、今の相場でPER42倍は相場相当の中でも少し高めですが、割高ではありません。
成長株投資の候補になる可能性があるとして、今後の成長性の分析、他の分析を行う必要があります。


もう1銘柄実際にファンダメンタルを一目できる情報で確認します。
3399丸千代山岡家の会社四季報などに記載されている過去5年間の業績、今期の会社予想、配当、キャッシュフローです。
2022年までの増収率は一桁でしたが、2023年は23%増、2024年は41%増、今期は30%増の予想と2023年以降成長しているので、成長株の可能性が高いです。
増収率にバラつきがありますが、成長率30%とすると今の相場でPER30倍ぐらいある銘柄が多く,15倍なので割安度があると判断できます。
もし見直し買いが入れば2倍以上の上昇が期待できますので、割安な成長株投資の候補になる可能性があるとして、今後の成長性の分析、他の分析を行う必要があります。


このように株価分析、収益分析で成長株投資や割安な成長株投資に該当する銘柄を見つけたら、「ゼロから始めるファンダメンタル分析 財務分析編」の動画で説明した財務分析を行う必要があります。
ファンダメンタル分析に必要な株価分析、収益分析、財務分析の3つの分析で投資できると判断できれば、私が第1段階の分析と呼ぶファンダメンタルを一目できる情報での分析は終わりです。
投資するには売上高の増加率はどれぐらいになりそうか、その成長は続きそうで成長鈍化になる可能性はないか、詳細な業績の分析をする必要があります。
成長株投資は、割高にならず成長が続く限りホールドします。
会社の成長が株価に反映されて株価が上がるキャピタルゲインを狙っていますので、狙うトレンドは上昇トレンドです。
ファンダメンタルが良くてもトレンドが悪いと株価は下落するので、横ばいトレンドならまだしも、下降トレンドは避けなければいけません。
ただ、長期的には上昇トレンド、短期的に下降トレンドになっているときは押し目買いのチャンスです。
割安な成長株投資は、割安で買って割安でなくなったら売りますが、それまではホールドします。
割安とはっきりとしたホールドする理由があるので、日々の株価の上下に惑わされずホールドすることができます。
下降トレンドなどテクニカルで株価が下がることもありますが、トレンドを確認して投資するようにすれば事前に防げます。
割安に放置されていますので、横ばいトレンドか下降トレンドになっている可能性があります。
もし下降トレンドで割安になっているのであれば、キャピタルロスになる可能性があるので、トレンド転換するのを待った方が良いです。
横ばいトレンドの安いうちに買って、見直し買いが入るのを待つのが一番キャピタルゲインを期待できます。
横ばいの間はエネルギーを溜めている状態で、横ばいが長い方が上昇トレンドになると大きく上に行きやすいので、横ばいが長いのがベストです。
もし見直し買いで上昇トレンドになったのであれば、初動でない限り割安でなくなってしまっている可能性もあります。
すでに上昇トレンドになっている状態で割安な銘柄を見つけた場合は、まだ割安なのを再確認して、短期的な下降トレンドを狙うのが良いです。
長期トレンドは上昇トレンドですが、短期的に下降トレンドになっているときは押し目買いのチャンスです。


成長株投資・割安な成長株投資に該当するかの判断と最適なトレンドについて説明しました。
ホームページでは、ファンダメンタル分析が学習しやすい環境を整えています。
ファンダメンタル分析を学びたい方は、概要欄からホームページにアクセスしてチェックしてください。
今回の内容をもっと詳細に説明した動画は、概要欄にリンクを設けていますので、よろしければご覧ください。

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