「NISA」について説明します。
NISAとは、株式や投資信託で得られた利益が非課税になる制度です。
NISA口座は18歳以上が対象で、1人1つしか開設できません。
NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があり、「つみたて投資枠」は投資信託、「成長投資枠」は投資信託だけでなく上場株式も投資対象となっています。
2つを併用することも可能です。
ただ株式投資の説明なので、「成長投資枠」で上場株式を買った時についてのみ説明します。
株をNISA口座で購入した場合、保有している間はインカムゲインとして配当金や株主優待、売却するとキャピタルゲインとして譲渡益を得られます。
「 株式投資の利益」の動画で配当金や譲渡益には税金がかかることは説明しましたが、NISA口座で得た配当金や譲渡益には税金がかかりません。
非課税なので、NISA口座の売買分は確定申告も必要ありません。
ただし配当を受け取る際には、証券会社で配当金を受け取る「株式数比例分配方式」にしないと税金がかかることになるので注意が必要です。
年間で投資できるのは240万円まで、最大で保有できる投資額は1200万円までとなっています。
この240万円や1200万円は株価×保有株数の時価ではなく、購入金額です。
また、240万円を複数の銘柄や何日かに分けて使うこともできます。
1年で240万円の枠を使い切る必要はないですが、余った枠を次年度に回すことはできません。
また損失が出た場合、通常口座の売買と損益通算できません。
証券取引所の上場廃止基準に該当し、上場廃止が決定された銘柄を整理銘柄、証券取引所が上場廃止基準に該当するおそれがある場合に、投資家にその事実を周知するために指定する銘柄を管理銘柄と言いますが、整理銘柄や管理銘柄はNISA口座で購入できません。
購入した銘柄の非課税保有期間は無期限ですので、何年でも持ち続けることができます。
1200万円の投資枠の範囲内であれば、良い銘柄はずっと持ち続けて、新たに良い銘柄を追加購入することもできます。
保有する銘柄の組み合わせのことをポートフォリオと言いますが、ポートフォリオから良い銘柄は残し悪い銘柄は売却することで、1200万円の投資枠を有効的に使って非課税の効果が最大になるように投資することもできます。