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ボリンジャーバンド

 

「ボリンジャーバンド」について説明します。

学生時代に偏差値があったのを覚えていますか?
その偏差値と同じテクニカル指標の説明をします。
偏差値は統計学を用いて平均が50、偏差値40〜60の人が全体の68.2%、偏差値30〜70の人が全体の95.4%、偏差値20〜80の人が全体の99.7%になるように計算しています。
ボリンジャーバンドも偏差値と全く同じ正規分布の仕組みで、過去の株価から今の株価の状況を示してくれます。
平均からのバラつきを示す指標として標準偏差がありますが、過去の株価から標準偏差σを計算して、平均を中心にして平均−σと平均+σを取ると、その間に株価が入る確率が68.2%になります。
標準偏差σの2倍を2σと表して、平均−2σと平均+2σの間に株価が入る確率が95.4%、平均−3σと平均+3σの間に株価が入る確率が99.7%になります。
平均±2σの確率が95%なので、100日あれば95日その中に入ることになります。
あくまで過去のデータの統計なので未来の株価を予想している訳ではないですが、今の株価が確率的にどうかを見ることで、今の状況を分析できる指標になっています。
分析の仕方は順張りか逆張りかによって違ってくるので、「ボリンジャーバンドの逆張り」の動画や「ボリンジャーバンドの順張り」の動画で説明します。


ボリンジャーバンドで使われる平均は、証券会社のトレーディングツールで設定を変えて自分のスタイルに合うように設定すれば良いのですが、分足なら80本、日足なら25日、週足なら26週、月足なら9か月が使われることが多いです。
それらの移動平均線に±σ、±2σ、±3σの線も一緒に描いて、ローソク足を重ねて表示します。
実際に見た方がわかりやすいので、実際の株価チャートで見てみましょう。
7036イーエムネットジャパンの2020年2月中旬から7月中旬の日足チャートです。
ローソク足と線が7本描かれています。
真ん中のピンクの線が25日移動平均線、その上下に明るい緑の線の上が25日移動平均線+σ、下が25日移動平均線−σです。
移動平均線を中心に標準偏差σだけ上と下に同じ間隔で線が描かれていて、その間に株価が入る確率が68.2%です。
25日移動平均線+2σが25日移動平均線+σの上のオレンジの線、25日移動平均線−2σが25日移動平均線−σの下のオレンジの線で描かれていて、その間に株価が入る確率が95.4%です。
25日移動平均線±2σは移動平均線の上と下にσの2倍の間隔で線が描かれています。
25日移動平均線+3σが25日移動平均線+2σの上の濃い緑の線、25日移動平均線−3σが25日移動平均線−2σの下の濃い緑の線で描かれていて、その間に株価が入る確率が99.7%です。
上から順に25日移動平均線+3σ、25日移動平均線+2σ、25日移動平均線+σ、25日移動平均線、25日移動平均線−σ、25日移動平均線−2σ、25日移動平均線−3σと描かれていて、σの等間隔になっています。
このように確率に応じた線を描いて、今の株価の状況を確認することができるのがボリンジャーバンドです。
ボリンジャーバンドの間隔が広がっている所と縮まっている所があるのがわかりますか?
間隔はどこもσですが、σは過去の株価の終値によって違うので、σの値が大きい所と小さい所があります。
標準偏差σは平均からの散らばり具合で、σが大きいことは平均から離れているデータが多い、σが小さいことは平均値周辺のデータが多いことを示しています。
σが大きいことは値動きが大きい、値動きが大きいことは上昇なり下降なりのトレンドになっている可能性があります。
逆にσが小さいことは値動きが小さい、値動きが小さいことは横ばいトレンドや持ち合いになっている可能性があります。
なので、ボリンジャーバンドの広がりを見るとトレンドができているかどうかを知ることができます。
ボリンジャーバンドが収束しているところは上下の動きが少ない、横ばいトレンドや持ち合いになっていて、ボリンジャーバンドが拡張しているところは上昇なり下降なりのトレンドができていることがわかります。

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