「大きなトレンドに乗るMACD」について説明します。
MACDのチャングム基準はポジショントレーダーや投資家が短期足で見る場合、すなわち中期投資家が日足で見たり、長期投資家が日足や週足で見たりするMACDの売買判断です。
デイトレードやスイングトレードならゴールデンクロス、デッドクロスで売買すれば良いですが、ポジショントレーダーや投資家はコンスタントに売買するのではなくて、大きなトレンドを狙うので、買う時と売る時以外は売買タイミング図る必要ありません。
売買時以外のMACDは、チャートが崩れてないかの確認、今後の株価の動きを予想して心積もりするためにみます。
予想外の下げに動揺して売るべきでないところで売ってしまうこともあるので、事前に心積もりしておかないといけません。
調整に入ったから下がって来るとか、MACDがデッドクロスしたけど0ラインより上にいるうちは気にすることないとか、心づもりをしておく必要があります。
売らされないためには、事前にテクニカル指標を見て精神的な準備をしておく必要があります。
投資家がテクニカル指標を知っておいた方が良い点の1つの理由ですが、詳しくは「投資家のテクニカル」の動画で説明します。
それでは、チャングム基準の説明をします。
MACDが0より下でゴールデンクロスしたら買うのは同じです。
0ラインを越えると移動平均線でもゴールデンクロスしたことになるので、本格的な上昇トレンドに入ったと見ることができます。
その後MACDがデッドクロスしても、0ラインより上のデッドクロスなら上昇トレンド中の調整と見て売ることはしません。
短期的な上下を狙いにいくデイトレードやスイングトレードはデッドクロスで売りますが、大きなトレンドを狙うポジショントレードや投資家は上昇トレンド中の短期の下げでは売らずにホールドします。
0ラインより上でまたゴールデンクロスすれば、調整終わって上昇に入ったことで安心してホールド継続、その後も0ラインより上のデッドクロスは売らずに調整中と考えて様子見の繰り返しです。
もし0ラインを切ればポジションの人は売り、投資の人はチャートが崩れてないか週足で確認するなどして、ホールドするか売却するかを判断します。
このように押し目では売らずにホールドして大きなトレンドを取るようにします。
実際の株価チャートで見てみましょう。
3092ZOZOの2020年2月中旬から2020年7月中旬の日足チャートです。
上にローソク足と移動平均線、下にMACDが描かれています。
上の緑が12日移動平均線、オレンジが26日移動平均線、下のピンクがMACD、緑がシグナル、0ラインがここです。
3月中旬からしっかりとしたトレンドなので、MACDが機能する条件に見えます。
まず0ラインより下でゴールデンクロスして、0ラインを越えて、0ラインより上でデッドクロスしています。
0ラインより上のデッドクロスなので信頼性高い売りサインですが、大きなトレンドを狙うチャングム基準では調整ではないかと様子見であって売りません。
その後すぐにゴールデンクロスして、だましだったことがわかります。
その後もすぐにデッドクロスしますが、すぐにゴールデンクロス、すぐにデッドクロスと繰り返しています。
だましの連続になっているので、MACDの売買サインに従っていたら売らされてしまって上昇が取れなくなってしまいます。
でもチャングム基準では、ずっと0より上での推移なのでデッドクロスでもホールドし続けて、この上昇を全部取ることができます。
MACDの欠点でじり高がありますが、それに当たり、MACDとしての機能しなくなっています。
しっかりとしたトレンドに見えますが、ちょっとした調整の売りでだましになり、MACDとしての機能を失ってしまっています。
MACDはある程度上下しながら上昇トレンドか下降トレンドの銘柄でないと機能しません。
チャングム基準ではMACDが機能していてもしていなくても株価の調整程度ではジタバタして売らずに、どっしりと構えてホールドするので大きなトレンドを狙えます。
だましを気にしなくてよい分、それだけ変化に鈍感になるので実際に売る際は遅めになるのが欠点ですが、大きな上昇が取れれば大きな利益になります。
これがトレードとは違う、投資の醍醐味です。