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フォーメーション

 

「フォーメーション」について説明します。

フォーメーションと聞くと何を思いつきますか?
フォーメーションとは形成との意味ですが、上昇したり、下降したりを繰り返して、底値圏や天井圏でよく見られる組合せがあります。
その組み合わせが出たら、底打ちや頭打ちと言われている代表的なものを説明します。


まず一番代表的なフォーメンションは、底値圏で出るダブルボトムです。
株価が下落してきて一度上昇しますが、また下落して前の底値と同じぐらいで底打って上昇するとアルファベットのWの形になります。
株価が下落してダブルボトムが出ると底打ちのサインになることがあります。
ローソク足の組合せ」の動画で説明した、抱き線やはらみ線と同様で、株価が下落してダブルボトムが出ることが重要です。
ボトムとは底と言う意味で、株価があまり下がっていない時にダブルボトムの形が見られても意味がなく、下落してダブルボトムが出ることで底打ちになることがあります。
ダブルボトムはダブル底とも言われます。
前の上昇から下落に転じた所を抜けたら上昇トレンドに入ったと言われており、ダブルボトムの買いポイントです。
このラインを抜けるかどうかが重要になります。
このラインを抜ければ買い、抜けることができずに下落したら見送りではなく、様子見です。
ダブルボトムで2回底付けた後下がって、3回目の底付けて上がってくることもあります。
ダブルボトムでなくトリプルボトムになることもあります。
トリプルボトムになった時も、一時的に戻った高い方の高値を抜けた所が買いポイントです。
ダブルボトムでも、トリプルボトムでも、戻った高値で買うより底値付近で買った方がお得と思った方もいるかも知れませんね。
気持ちはわかりますが、そこが底値になるかどうかはわかりません。
欲張って底で買おうとするとそのまま底抜けて下がった場合、大きな損失かかえる可能性があります。
安心して買えるのは、戻り高値を抜けた所です。
あくまで確率論なので、従っても失敗することもありますし、従わなくても利益出せることもありますが、多くの人が経験してできた買いポイントなので一番確率が高いです。


ダブルボトムやトリプルボトムは下落して出ると底打ちのサインとなるフォーメンションでしたが、次は上昇して出ると天井のサインとなるフォーメンション、ダブルトップです。
ダブル天井とも言われます。
ダブルボトムと考え方は同じで、それが天井圏でひっくり返っただけで、頭打ちのサインとなります。
逆Wの戻り安値を超えて下げた時が売りのポイントになります。
ダブルボトムがトリプルボトムになる可能性があるように、ダブルトップがトリプルトップになる可能性もあります。
一時的に下げた安い方の安値を抜けた所が売りポイントです。
戻り安値より下げた所を売りポイントにしないと、その後の上昇が取れずに指くわえて見ているしかないことになり、悔しい思いをします。
売買サインに従う」の動画で説明した、恐怖で売らないように、しっかりとした売買サインに従わないといけません。


次はトリプルボトムやトリプルトップの少し形変わった、三尊底や三尊天井と言われるフォーメーションです。
三尊とは仏教の言葉で、真ん中に仏様、両隣に菩薩などの3体あり、仏様が一番高くなっています。
その形をひっくり返したのが三尊底です。
トリプルボトムの真ん中が下がった形になっていますね。
株価の推移を見ると、2番底を探りに行ってダブルボトムになるのかと思っていたら底抜けてしまって、切り返して上昇したと思ったらまた下落して3回底付けて上昇したことになります。
買いのポイントはダブルボトム、トリプルボトムと同じで、一時的に戻った高い方の高値が買いポイントです。
三尊底の天井バージョン、三尊天井もあります。
三尊底の反対バージョンで、3回上昇して天井を付けて、真ん中が一番高くなっています。
戻り安値を下回った時が売りポイントです。


底値圏でのダブルボトム、トリプルボトム、三尊底、天井圏でのダブルトップ、トリプルトップ、三尊天井と説明しましたが、形は少し違うだけで考え方はどれも同じです。
どのフォーメーションになっているかが重要ではなく、底値圏で2回なり3回なり底を付けて戻り高値を抜けたこと、天井圏で2回なり3回なり天井を付けて戻り安値を抜けたことが重要です。
株価チャートは投資家心理を表した生き物で、必ずこうなるとは言えず、こうなりやすいと確率論でしか言えません。
しかし投資家心理の変化はパターンがあるので、そのパターンを押さえたのが、底値圏でのダブルボトム、トリプルボトム、三尊底、天井圏でのダブルトップ、トリプルトップ、三尊天井です。
多少の違いはありますが、投資家心理の変化としては同じなのです。
株価チャートは、ただ株価が動いた記録ではなくて、投資家心理の変化の記録でもあります。
以前から何度も言っていますが、株価チャートを見る上で投資家心理を考えることは重要です。


フォーメーションの例を実際の株価チャートで見てみましょう。
9517イーレックスの2020年1月中旬から6月中旬の日足チャートです。
どこにどのようなフォーメーションがあるかわかりますか?
下降トレンドで下落してダブルボトムがあります。
買いのポイントは戻り高値抜けた所で、その後上昇トレンドになっています。


他にも例を見てみましょう。
6266タツモの2019年8月中旬から2020年3月中旬の日足チャートです。
どのようなフォーメーションがあるかわかりますか?
今度は少し難しいかも知れませんので、天井圏がヒントです。
上昇した後に2回天井付けてダブルトップを形成しています。
その後、1回押した安値を割って、少し調整した後、下降トレンドになっています。
上下しながらずっと上げていた株価は、ダブルトップを境に完全にトレンド転換しています。


他にも例を見てみましょう。
7094NEXTONEの2020年3月下旬から6月中旬の日足チャートです。
これは失敗例として紹介します。
上場して上昇トレンドになって、今この状態だとします。
売りポイントは押した安値を割った時ですが、割れるのを待たずにダブルトップになると判断して売ったとします。
そうすると株価は上昇して、指を加えて見ているしかありません。
早く売って失敗するパターンです。


最後にもう1つ例を見てみます。
7065ユーピーアールの2020年1月中旬から6月中旬の日足チャートです。
どのようなフォーメーションがあるかわかりますか?
下降トレンドで株価が下げて、小さめの三尊底があって、戻り高値を抜けてトレンド転換しています。

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