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ローソク足から読む投資家心理

 

「ローソク足から読む投資家心理」について説明します。

ローソク足にもいろいろあり投資家心理が違ってきますが、それを説明する前にローソク足の説明をします。
ローソク足で始値と終値の間の部分を実体、実体からはみ出して高値付けて戻された部分と安値付けて戻された部分をひげと言います。
上に出ているひげを上ひげ、下に出ているひげを下ひげとも言います。
株価チャート見る上では、実体もひげも重要な要素なのです。
実体やひげの違いにも注目して、いろいろなローソク足を説明します。


この2つは同じ陽線ですが、違いがわかりますか?
右側は実体が小さくひげが長くなっています。
実態が小さく、ひげが長いことは、どのような投資家心理だと思いますか?
実体が小さいので始値と終値の差が小さく、勢いが弱かったと言うことです。
上ひげも下ひげも長くなっているので、迷いがあったと言うことですね。
このように投資家心理を読むことを心がければ、だんだん読めるようになりますので、株価チャートを見る時は投資家心理を考えながら見ることを心がけてください。
話を戻しますが、下ひげが長いと下まで売られることがあっても買われる力もあったことがわかり、上ひげも同様に力があったってことで、迷いが出ていることになります。
始値と終値が同じになって実体がなくなると十字線になり、勢いが弱まり迷いが大きくなっている状態です。
このような実体が小さくてひげが長い陽線を陽のコマと言います。
同じように実体が小さくてひげが長い陰線の陰のコマもあります。
どちらも勢いが弱まり迷いが大きいことを表しています。
十字線も、陽のコマも、陰のコマも、迷いがあるローソク足で、下げ続けた後に出ると下げを迷い始めたことで上げに転じる兆候に、上げ続けた後に出ると下げに転じる兆候になることもあり、相場の転換になることも多いです。


実際の株価チャートを見て、相場の転換になった例を見てみましょう。
5959岡部の2020年1月から6月上旬の日足チャートです。
まず株価が下げて、いわゆる下降トレンドができています。
そして下の方で上ひげも下ひげも長くて実体が小さい陽のコマが出現しています。
そこを底に少し調整して、その後の株価は少しずつ上がって、いわゆる上昇トレンドになっています。
陽のコマが下降から上昇に転じた、いわゆるトレンド転換になった例です。
ちなみに、株価が上げる傾向、下げる傾向にあることをトレンドと言います。
このように株価が推移していると全体的に上げているように見えます。
上下を繰り返しながら上げているので、その上下の部分に短期的な上昇トレンド、下降トレンド、もう少し長く見ると大きな上昇トレンドが見えます。
今回の例は上下しながら上げる上昇トレンドでしたが、上下しながら下げる下降トレンドもあります。
スイングトレードは短期的なトレンドを狙い、ポジショントレードは長期的なトレンドを狙う取引です。


十字線、陽のコマ、陰のコマの他にも、ひげの長いローソク足もトレンド転換になることが多いです。
下ひげのローソク足では、下ひげ陽線、下ひげ陰線、陽のカラカサ、陰のカラカサ、トンボ、トンカチなどがあります。
上ひげのローソク足では、上ひげ陽線、上ひげ陰線、陽のトンカチ、陰のトンカチ、トンボ、トウバなどがあります。
名前を覚える必要はなく、このようなローソク足があるぐらいで良いですが、一番重要なのは下ひげや上ひげに注目することです。
下降トレンドにあった銘柄が下ひげの長いローソク足が出るとトレンド転換になることがあります。
下降トレンドの銘柄に下ひげが出たと言うことは、売り込まれたけれど買いも入って株価的には迷っていると解釈できます。
同じように、上昇トレンドにあった銘柄が上ひげの長いローソク足が出るとトレンド転換になることがあります。


下ひげがトレンド転換になった例を見てみましょう。
3091ブロンコビリーの2020年1月から6月上旬の日足チャートです。
まず下降トレンドができています。
その後大きく下げて、下ひげの長い陰線が出ています。
実体も小さいので、下ひげの長い陰のコマにも見えますね。
そこを底にして、トレンドが反転している例でした。


ひげだけでなく実体もトレンド転換になることがあります。
下降トレンド中に大陽線が出るとトレンド転換になることがあり、上昇トレンド中に大陰線が出るとトレンド転換になることがあります。
大陽線とは実体の大きな陽線のこと、大陰線とは実体が大きな陰線のことです。
下降トレンド中に大陽線が出た場合、終値が始値より大きく上げて終わったと言うことで、買いの勢いが強かったと言うことです。
下降トレンドだったのに買いの勢いが強まったと言うことは、その株価では下げ過ぎだと判断して買いたい人が多くいると言う投資家心理になり、トレンド転換になる可能性があります。


大陽線がトレンド転換になった例を見てみましょう。
5819カナレ電気の2020年1月から6月上旬の日足チャートです。
株価が下げて下で調整した後に大陽線が出ています。
しかも陽の丸坊主と言って、ひげがない、要は寄りが安値で引けが高値となった強い形のローソク足です。
大陽線が出た後は上昇トレンドに変わって、完全にトレンド転換しています。

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