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第2段階の分析 1430ファーストコーポレーション

 
業績の資料

「第2段階の分析 1430ファーストコーポレーション」です。

10月4日時点の株価チャートが良い銘柄を10銘柄選び、会社四季報などファンダメンタルが一目できる情報を使って第1段階の分析を行いました。
10銘柄のファンダメンタル分析で、第2段階の分析の候補となった5銘柄のうちの1銘柄が1430ファーストコーポレーションです。
第1段階の分析では、予想配当利回りが4.7%と高配当なのでインカム投資に該当し、ROE17%前後なのでPBR1.1倍は割安株投資の業績バリューに該当するとの理由で第2段階の分析の候補になりました。
ただ、配当にしても、ROEにしても、業績のブレによって上下するので、業績の確実性と業績から見込めるROEを分析する必要があります。
財務分析では、2020年、2023年、2024年と黒字ではあるのに営業キャッシュフローがマイナスになっているので、売上債権が回収できているか確認する必要があります。
第1段階の分析の詳細は「第1段階の分析 10月4日株価チャート10選」の動画のリンクを概要欄に貼ってありますのでご覧ください。
第2段階の分析は今期予想が達成できるのか、来期以降の業績はどうなりそうかを分析して、投資の候補にして良いと思えば、もっと詳しく分析する第3段階の分析に繋げます。
まずは自分で分析して、私の分析と比べると分析力を上げることができますので、挑戦してみてください。
分析に必要な専門用語や分析方法は過去に説明しています。
概要欄にリンクを設けていますので、よろしければご覧ください。


それでは第2段階の分析を始めます。
業績の資料はホームページから閲覧できますので、概要欄のリンクから閲覧してください。
2024年から過去5年間の業績と2025年の会社予想はこのような状態です。
四半期ごとの業績はこのような状態です。
セグメントごとの業績と構成比率はこのような状態です。
2023年3Qまでは単一セグメントでしたが、4Qから報告セグメントが2セグメントに変更になったことで、営業利益は2023年からの記載になっています。
セグメントごとの業績を四半期ごとにしたのがこのような状態です。
2023年4Qから報告セグメントが2セグメントに変更になったことで、営業利益は2024年からの記載になっています。
まもなく分析の解説をしますので、動画を止めて分析してみてください。


それでは分析の解説です。
四半期ごとの業績を確認します。
売上高や利益を見ると1Qが小さくなる傾向がありますが、2022年は1Qが一番大きくなっています。
2022年はイレギュラーなのか、2023年以降に傾向が変わったのかわかりませんが、1Qが小さい傾向があるようです。
次に2Qが小さくなる傾向がありますが、2024年は2Qで落ち込んでいません。
イレギュラーか、傾向が変わったのかは今期の2Qの決算を見ないとわかりません。
基本的に3Qと4Qが一番大きくなる傾向があるようです。
ただ、2024年の4Qの売上高は大きいですが、利益は小さめになっており、投資があった可能性もあります。


セグメントごとの業績を確認します。
建設事業、不動産事業のセグメントがあり、2025年は1Qだけしか公開されていませんので2024年の構成比率を確認すると、建設事業が売上高80%前後、営業利益60%前後あり、不動産事業が売上高20%前後、営業利益40%前後となっています。
しかし、2025年1Qは建設事業が売上高70%前後、営業利益40%前後あり、不動産事業が売上高30%前後、営業利益60%前後となっていて、2023年以降の傾向として建設事業の構成比率が下がって不動産事業が上がっています。
2022年の不動産事業の売上高は金額が大きすぎるので、2022年がイレギュラーか事業縮小があった可能性があります。


2024年の構成比率が売上高80%前後、営業利益60%前後の建設事業の売上高は、2022年1Qの30億円程から2023年4Qの54億円程まで成長していましたが、2024年以降は2024年2Qに61億円程がありますが、50億円前半で前後しており、2024年以降は成長が止まった可能性もあります。
決算期で確認すると2023年が22.9%増、2024年が11%増と伸びが小さくなっていますし、2024年は成長段階の2023年との比較なので11%増となっていますが、四半期で確認するとわかるようにほとんど成長していません。
四半期ごとの営業利益は2024年以降しかわかりませんが、売上高の成長が止まった以降の利益なので、営業利益も伸び悩んでいます。
2024年4Qと2025年1Qの営業利益はそれ以前の営業利益と比べると1段低くなっており、もう1段成長するために投資をしている可能性もあります。
もし投資をしているのであれば、さらなる成長もあるかも知れません。
もし第3段階の分析をするなら、投資をしているか、投資をしていないのであれば営業利益が落ち込んでいる理由を調べる必要があります。
決算期で確認すると2023年より2024年の方が売上高は11%増ですが、営業利益は15.5%減となっています。
2024年4Qの営業利益の落ち込みも影響していると思いますが、それだけではない可能性もありますので、それも第3段階の分析をする際には調べる必要があります。
2024年の構成比率が売上高20%前後、営業利益40%前後の不動産事業の売上高は、3Qと4Qに大きくなる傾向があるように見えますが、1Qで大きくなる時もあれば、2Qで大きくなる時もあり、傾向がない可能性もあります。
2022年には1Qに68億円程、3Qに30億円程、4Qに37億円程ありますが、2023年以降には30億円以上の売上高がある四半期はありません。
また2023年以降の売上高は2022年と比べて一段低くなっており、事業規模が小さくなったように見えます。
ただ2023年以降の大きな売上の四半期の回数を確認すると、2023年が2回、2024年が3回、2025年はすでに1回あり、例年通り3Qと4Qに売上高が大きくなると3回は確実ですし、4回になる可能性もあります。
決算期で確認すると2023年は63.7%減ですが、2024年は25.9%増であり、2025年も前期の進捗34%となっており、2023年以降の売上高は成長基調で推移しています。
不動産は扱う規模や件数によって売上高は変わるので、四半期ごとの偏りや売上高の大きさの違いが出やすい事業ではあります。
売上高と営業利益が比例しないこともある事業であり、売上高だけで事業規模や利益を計れない事業ですので、不動産事業の確認するべきポイントは利益です。
営業利益は売上高の大きかった2022年は開示がなく、決算期では2023年以降、四半期では2024年以降しかわかりません。
決算期でも四半期でも、売上高が大きくなると営業利益も大きくなっており、2025年は前期の進捗38%と順調です。
2025年は1Qから大きな売上高があり、営業利益もしっかり出せているので、利益率の良い不動産を数多く扱うことができるようになり、年間を通して不動産の売却ができる状態が作れている可能性もあります。
あくまで憶測ですので、もう少し決算を見ないとわかりませんが、2025年は2024年より順調な出だしであることは間違いなさそうです。


会社全体の四半期ごとの業績を確認した際に、1Qの売上高や利益が小さくなっていた理由は、構成比率60〜80%の建設事業の1Qが小さくなる傾向があるからで、2022年は1Qが大きくなっていた理由は、不動産事業が2022年1Qに大きな売上高を出していたからでした。
1Qの次に2Qが小さくなる傾向がある理由は、不動産事業は3Qと4Qに売上高や利益が大きく、相対的に2Qが小さくなっていましたし、2024年の2Qの売上高や利益が落ち込んでいない理由は、建設事業で例年よりも大きな売上高と利益があったこと、不動産事業で例年よりも売上高も利益も小さくなかったことです。
建設事業の売上高は2023年まで順調に成長していましたが、2024年からは横ばいになり、売上高横ばいなので営業利益も横ばいでしたが、2024年4Qと2025年1Qは少し下がっていました。
その下がっているのが投資であれば、さらなる成長も可能性あります。
不動産事業の売上高の2023年は減収ですが、2023年以降は毎年増収増益になっていました。
2025年は1Qのみの業績ではあるものの、前期比の進捗は素晴らしく、今期の業績はかなり期待ができる状態です。
建設事業は現在横ばいですが、不動産事業が好調に伸びていますので、会社全体としての業績も不動産事業が引き上げてくれます。


結論です。
2024年の不動産事業の構成比率は売上高22.2%、営業利益35.1%ですが、建設事業が横ばいで不動産事業が成長しているので今期の不動産事業の比率は上昇して会社全体に与える影響も大きくなるでしょうし、1Qの比率では売上高28.3%、営業利益58.6%となっています。
今は不動産事業の成長が会社の成長となっているだけですが、もし建設事業で投資をしていて再度成長すると、両セグメントの成長で会社を成長させることになります。
投資で利益が落ち込んでいる建設事業を不動産事業の成長が支えれば、今期の会社予想は達成可能なので今期予想のROE17%の達成も期待できます。
来期以降に建設事業が成長するとさらに会社の成長が期待でき、来期以降ROEを維持することは可能ですし、ひょっとするとROEを上げることも可能かも知れません。
ROE17%を続けることが期待できる会社がPBR1.1倍で放置されていることは明らかに割安であり、今後見直し買いが入り上昇する可能性高いです。
憶測で話をしていたことも多いので、投資するためにはその部分を確認する必要がありますし、今後の業績がどのようになりそうか分析する必要があります。
また、第1段階の分析で挙げた財務も調べる必要があります。
第3段階の分析でしっかりと分析をして、投資できそうかを判断したいと思います。
第1段階の分析、第2段階の分析の他の銘柄、ファーストコーポレーションの第3段階の分析も配信しますので、概要欄からホームページにアクセスしてチェックしてください。

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